事例

相談者
業種
製造業
社員数
約50名
債務の金額
約1億円

当時の状況について

資金繰りが回っておらず来月の支払いが厳しい状況でした。債権者に対して長いところで3ヶ月程滞納しており取り立てが厳しく当事務所への相談にいたります。

当事務所の対応内容

まず、未回収の債権(売掛金)を回収、在庫の処理をし現金を作りました。

それから受任通知を債権者へ送付し督促を止めました。

事業譲渡を検討し、M&Aできるところが無いかを検討しましたが、今回は見送ります。

その後、破産手続きに入りました。

社長や社員さんのその後

破産手続きの際に社長さんの生活費の確保をしたのと、現在の持ち家に住む期間が破産開始決定時までおよそ1年程度ありました。

その後は賃貸マンションへ引っ越して普通の生活を送っておられます。

従業員に対しては未払い報酬をできるだけ少なくして、お給料をできるだけ支払う様にしました。

中辻大輔弁護士からのコメント

社長さんの生活をできるだけ負担なく再建できる様にいたしました。

今回のケースでは持ち家に住める期間があったため、その間は家賃などもかかりませんから、ある程度のお金貯めて次の生活の準備が出来たはずです。

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